特徴
1.高い混錬性バンバリミキサタイプの拘束ロータ(複数のロータ)により、同方向2軸押出機を越えた高い混錬性が得られます(フィラー濃度70%以上可能)。
2.低温押出特性混錬及び真空脱気の後、単軸で押出すために過混錬がなく、従来の2軸機に比べて樹脂温度が10~20℃低い低温押出しが可能です。
3.高い押出能力複数の高速ロータにより樹脂の可塑化能力が高まり、押出量がアップしました。
4.優れた操作性流量調整バルブによりロータ部の樹脂滞留時間を自在に変えることができるため、混錬度合いの調整が任意にコントロールできます。
5.広範囲な樹脂に対応セグメント化されたスクリュの採用により、ミキシングロータの種類や個数が自由に変えられ、広範囲な樹脂の混錬加工に対応できます。
6.サイドフィード対応サイドフィードにより、GF、CFなどの繊維長をコントロールすることができます。
7.容易な清掃・色替えミキシングロータ部における樹脂の付着がほとんど無く、また分解が容易なため、色替えや分解・清掃が容易です。
8.省エネルギー・省スペース2軸混錬機と単軸押出機を同軸化することで、コンパクト化を実現。
単位樹脂量当たりの加工エネルギーを低減しました。
9.耐摩耗・耐腐食鋼使用シリンダ・スクリュには、鋼材メーカーとシーティーイーが独自に開発した耐摩耗・耐腐食鋼をスタンダード採用しました。
仕様
HTM型2軸混錬押出機の仕様
形式/Model | HTM-38 | HTM-50 | HTM-65 | HTM-78 | HTM-90 |
---|---|---|---|---|---|
スクリュ径(mm) Screw diameter |
38 | 50 | 65 | 78 | 90 |
スクリュL/D Screw L/D |
42:1 | 42:1 | 42:1 | 42:1 | 42:1 |
スクリュ回転(rpm)(Max.) Screw rpm |
800 | 800 | 700 | 700 | 600 |
ヒータ容量(kW) Heater capacity |
40 | 60 | 105 | 140 | 180 |
モータ容量(kW) Moter capacity |
22~37 | 45~75 | 90~160 | 160~250 | 250~350 |
最大押出量(ABS)(Kg/h) Output(ABS)/Max |
200 | 400 | 900 | 1,400 | 2,000 |
CTM型 2軸混錬押出機 寸法表
押出量(HTM型2軸混錬押出機の運転例)
樹脂材料/Resin | 押出量/Output(kg/h) | 樹脂温度/Resin temp.(℃) | グレード/Grade |
---|---|---|---|
ABSペレット+プロム系難燃剤 25% ABS pellet + Bromine flame retardant |
600~800 | 210~220 | 射出 Injection |
PPペレット+タルク (粒度7〜8μ) 40% PP pellet + Talc |
600~800 | 220~230 | 射出 Injection |
PPペレット+タルク (粒度2〜3μ) 60% PP pallet + Talc |
400〜500 | 230〜240 | シート Sheet |
PPペレット+ラバー+タルク (粒度1〜2μ)30% PP pallet + Rubber + Talc |
500〜700 | 210〜220 | 射出 Injection |
PPペレット+TiO2 60% PP pellet + TiO2 |
400 〜 500 | 210〜220 | M/B |
HDPE+タルク (粒度1〜2μ) 60% HDPE + Talc |
200〜300 | 240〜250 | シート Sheet |
LDPE+カーボン 45% LDPE+Carbon |
300〜400 | 240〜250 | M/B |
ポリカーボネート+GF 30% Polycarbonate + Glass fiber |
400〜500 | 290〜300 | 射出 Injection |
ポリアミド 6-6+GF 30% Polyamide 6-6 + Glass fiber |
400〜500 | 290〜300 | 射出 Injection |
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